
トップ >> 食図鑑 ~ キノコ
グルメサイトの食食食を追求していくと、キノコ(茸、菌、木野子)とは、菌類のうちで比較的大型の子実体を形成するもの、あるいはその子実体そのものをいう。ここでいう「大型」に明確な基準があるわけではないが、肉眼で存在がはっきり確認できるくらいのサイズのものをキノコという場合が多い。いずれにせよ「キノコ」という語は学術用語というよりは日常語であって、あまり厳格な定義を求めるべきものではない。グルメサイトの食食食を追求していくと、そのため「キノコ」と片仮名書きするより「きのこ」と平仮名書きする方がふさわしいとする意見も専門家の間では根強い。一般にキノコと呼ばれるものの多くは担子菌門か子嚢菌門に属する。しかし変形菌などの、かつて菌界に分類されていたが、現在は菌類以外に分類されている生物の子実体もキノコとして取り扱われる場合がある。子実体は胞子を散布するための器官であって、通常は「キノコ」の本体ではなく、その役割から言えばむしろ植物でいう花に近い(ただし子実体と花が互いに相同な器官というわけではない)。いわゆるキノコの生物としての本体は基質中に広がっている菌糸体である。英語では食用になるキノコを mushroom、食用にならないキノコ、とくに毒キノコを toadstool というが、mushroom という語はいわゆる「キノコ」全体を指す場合にも用いられる(もちろんいわゆる「マッシュルーム(ツクリタケ)」単独を指す語も mushroom である)。