
トップ >> 食図鑑 ~ スローフード
スローフードとは、地産地消を旨とする食品を指す。1986年に、イタリア北部ピエモンテ州のブラ(Bra ブラッと表記する場合もあり)の町で始まった。当時、『ゴーラ』という食文化雑誌の編集者だったカルロ・ペトリーニが、イタリア余暇・文化協会(ARCI アルチ)という団体の一部門として、「アルチ・ゴーラ」という美食の会を作ったのが始まり。アルチ自体は、草の根的なイタリアの文化復興運動である。 120万人以上を有する巨大な組織。土着の文化、つながりをベースにしており、スローフードの理念と密接なかかわりを持つ。この語は、ファストフードと対立するものという意味で作られたが、決して、ファストフードを否定・排斥するものではない。グローバリズム(地球規模化)には、ローカリズム(地域密着主義)を対置させる。その意味では、村興し運動などとも繋がって来る。シンボルマークは、カタツムリである。ゆっくり、のんびりと、の意。日本では、島村菜津の著書『スローフードな生活』が出て、広く知られるようになった。