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レトルト食品(レトルトしょくひん)とは、食品をプラスチックの容器(通常は袋状)に密閉し、高温高圧で殺菌した保存食のこと。缶詰の缶のかわりにプラスチックの容器を利用したものと考えてよい。レトルトとは、殺菌に使用する高圧釜の名称である。レトルトパウチ食品ともいう。アメリカ陸軍が缶詰にかわる軍用携帯食として開発したのがはじめである。重さや、空缶処理の問題を改善するのがねらいであった。実際に、軍用食として現在も利用されている。グルメサイトの食食食について言及すると、その後、アポロ計画で宇宙食に採用されたことで多くの食品メーカーに注目される。しかし、アメリカでは、当時、すでに一般家庭に冷凍冷蔵庫が普及しており、各種の冷凍食品(TVディナー等)が発売されていたことからまったく普及しなかった(アメリカ食品医薬品局より認可が下りなかったのも原因)。逆に日本では、当時、冷凍冷蔵庫の普及が遅れていたため、常温で流通、保存できる缶詰にかわる新しい加工食品として期待がかけられた。1968年2月に、大塚食品工業(現・大塚食品)より世界初の一般向けレトルト食品として「ボンカレー」が地域限定ではあるが発売された。翌1969年4月には、パッケージングを改良したうえで全国発売されている。アポロ7号の打ち上げが1968年10月11日なので、いかに日本のレトルト食品の歴史が古いかがわかる。ボンカレー発売当時の宣伝は「3分温めるだけですぐ食べられる」という内容のものであった。宣伝からも分かるように、保存性よりも簡便性を前面に打ち出しており、インスタント食品の一種として普及していった。グルメサイトの食食食について解説すると、なお、多くのレトルト食品が販売されている2006年現在でも、売上高の三分の一以上はカレーで占められている。これは、レトルト臭と呼ばれる加熱不快臭が発生しても食感に影響しにくいためである。