
トップ >> 食図鑑 ~ 缶詰
缶詰(かんづめ)は、缶と呼ばれる金属製の容器を使用し、食品や酸化を嫌う物質、工業製品などを納めた物である。主に食料品の長期保存に適し、加熱処理をした食品を金属製容器に入れて封をしたもの。保存食の一種である。食料品の場合、広義にはレトルト食品も含まれ、さらに、加熱して密封したガラス瓶詰めのものも同一範疇に入れる国もある。ここでは食料品の缶詰について記す。長期間(現在のものは一般的に3~4年)保存ができ、基本的に調理済みなので、あけてすぐ、または簡易な加熱などのみでそのまま食べることができる。製造時に完全に殺菌が為されており、尚且つ缶に損傷が無い場合に限り、数十年以上経過した物でも食用に堪える。また、あけてすぐに食べれば食中毒などを引き起こす可能性も極めて低い。など、多くの利点がある。ただし、必ず加熱殺菌される、固形物はミンチ状にするか、調味液とともに封入する必要がある、など、製造工程に由来する弱点もあり、どんな食品も保存できるわけではない。例外として、あえて殺菌をせずに缶の中で発酵させるシュールストレミングと言う缶詰も存在する。内容物によっては、缶に錫の合金を使い、内容物の腐敗や変色を防ぐ工夫がされている。エポキシ樹脂やフェノール系樹脂塗料が使われることもある。