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総合衛生管理製造過程(そうごうえいせいかんりせいぞうかてい、通称はマルソウ、マル総、丸総)は厚生省が HACCPの考え方を取り入れてつくった食品の安全管理の認証制度である。現在、容器包装詰加圧加熱殺菌食品(缶詰、レトルト食品など)、魚肉練り製品(かまぼこ、はんぺんなど)、乳・乳製品、清涼飲料水がこの認証項目となっている。「総合衛生管理製造過程(HACCP)」という表記を見るがこれは誤りである。その理由としては、本来個々のラインの危害要因分析を行うべきところを、危害リストをあらかじめ固定して決め、それを危害要因とした点(注6)及びHACCP で扱うのは安全性のみであるが品質(注1)もハザードとした点、などが挙げられる。また、HACCP を行う前段階である一般衛生管理(いわゆる PRP GMP といわれる部分 注2 3)までも含まれている「総合」的なものであるため欧米で行われているHACCP と比較すると非常に複雑であり、理解及び実践は難しい。このことから分かるようにHACCP の考え方が総合衛生管理製造過程の一部分に取り入れられているだけでありHACCP そのものではない。(実際に厚生労働省も総合衛生管理製造過程がHACCP であると説明していない、しかしその誤解を解く説明もしていない) 雪印乳業がこの認証を取得していながら大規模な食中毒(雪印集団食中毒事件)を発生させたことからわかるように、この認証制度の効果は低い。