
トップ >> 食図鑑 ~ 満漢全席
満漢全席(まんかんぜんせき、中国語 滿漢全席 M?n-H?n qu?nx?、マンハンチュエンシー)は、清朝の乾隆帝の時代から始まった、満州族の料理と、漢族の料理のうち、山東料理の中から選りすぐったメニューを取りそろえて宴席に出す宴会様式である。後に、広東料理など、漢族の他の地方料理も加えるようになり、西太后の時代になると、さらに洗練されたものとなった。盛大な宴の例では、途中で出し物を見たりしながら、数日間かけて、100種類を越える料理を順に食べる場合もあったと言われる。しかし、清朝が滅亡すると、このような贅を尽くすことはなくなり、宮廷内の料理人は四散して料理の伝統が途絶えたとされる。満漢全席の中でも、一部の料理については宮廷内の料理人が伝え、一般的になっているものもあるが、現在、中華料理店で出される満漢全席といわれるものの多くは、宮廷と無縁の料理人が資料に基づいて、あるいは、想像を膨らませて調理したものが多いとされる。2002年にNHKがBSまるごと大全集 「中国四千年の奥義 完全復元満漢全席」で「揚州画舫録」に記載されていた66品と「孔府档案」に記載されていた28品を杭州商学院・趙榮光教授の監修のもとで復元していた。2006年4月、サントリーフーズは、ペットボトル入りの烏龍茶に海洋堂製作の満漢全席をモチーフにしたフィギュア全13種類を付けて販売するキャンペーンを行った。